NottaとTeams・Google Meetを比較|議事録機能と料金の選び方
Notta、Microsoft Teams、Google Meetを、文字起こし、録画、要約、保存先、料金で比較。既存会議ツールで足りる会社とNottaを追加する会社を分けます。
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目次
Notta、Microsoft Teams、Google Meetは、どれも会議の文字起こしに使えます。ただし、同じ種類の道具ではありません。TeamsとMeetは会議を開き、参加者を招き、会話する場所です。Nottaは、複数の会議環境から記録を取り込み、文字起こし、編集、AI要約、共有へ進める専用ツールです。
先に結論を言うと、会社で使っているTeamsかGoogle Workspaceの対象プランで、文字起こしから保存・共有まで終わるなら、Nottaを追加する必要はありません。会議ツールが取引先ごとに変わる、会議後の清書に毎週時間がかかる、同じ形式で要約を残したい。そのどれかが続くときにNottaを比べます。
三者の選び分け
Teams中心の会社はTeams、Google Workspace中心の会社はMeetを先に使います。会議ツールをまたいで、会議後の作業をそろえたいならNottaが候補です。
会議を開く機能ではなく、会議後の作業にかかる時間で決めてください。
Notta・Teams・Google Meetの違い
| 比較点 | Notta | Teams | Google Meet |
|---|---|---|---|
| 主な役割 | 会議記録を文字起こし・要約 | 会議・チャット・共同作業 | 会議・Workspace連携 |
| 会議環境 | Teams・Meet・Zoom・Webex等 | Teams会議が中心 | Meet会議が中心 |
| 文字起こし | フリーから対応、上限あり | 対象の有料プランで対応 | 対象Workspaceで対応 |
| 保存 | Notta内で編集・共有 | Microsoft環境 | 主催者のGoogleドライブ |
| 選ぶ理由 | 会議後の形式をそろえる | 既存のMicrosoft運用を保つ | 既存のGoogle運用を保つ |
スマホでは表を横にスクロールできます。
Teams Essentialsは公式ページで、年払いの月額相当599円、会議の録画と文字起こしを案内しています。Google Meetの文字起こしはBusiness Standard、Business Plus、一部Enterprise、Workspace Individualなどが対象で、日本語にも対応します。Business Standardの日本向け標準価格は、公式請求案内でフレキシブル月額1,900円、年間契約の月額1,600円相当(いずれも税別)です。
この金額をNottaの料金と単純比較してはいけません。TeamsやWorkspaceには、メール、ストレージ、文書編集など別の機能も含まれます。すでに会社が契約しているなら、議事録のための追加費用は実質ゼロの場合があります。
Teamsで足りる会社
会議のほとんどがTeamsで、Microsoft 365の中へ記録を置きたいなら、まずTeamsの文字起こしを使います。会議、チャット、共有ファイルと同じ環境に記録を残せるため、新しいアカウントや保存先を増やさずに済みます。
Teamsが向くのは次の会社です。
- 社内会議も取引先会議もTeamsが中心
- Microsoft 365の権限と保存ルールが決まっている
- 会議の文字起こしを読み、担当者が議事録へ整えられる
- 新しい外部クラウドへ音声を置きたくない
ただし「文字起こしがある」と「議事録が完成する」は別です。決定事項、未決事項、担当者、期限へ並べ替える作業が毎週残るなら、その時間を測ります。文字起こしの取得自体ではなく、会議後の清書が詰まりになっているからです。
Google Meetで足りる会社
Gmail、Googleカレンダー、Googleドライブを仕事の中心にしているなら、Meetの文字起こしを先に確認します。対象エディションでは、日本語の発話を文字として残し、主催者のドライブへ保存できます。
Meetが向くのは次の会社です。
- 会議予定と参加者をGoogleカレンダーで管理している
- 議事録や資料をGoogleドライブに集めたい
- 対象のWorkspaceエディションをすでに契約している
- 主催者と共同主催者の権限を運用できる
Google公式ヘルプでは、文字起こしには会議で話された言葉だけが含まれ、チャットの内容を残すには録画が必要と案内しています。欲しい記録が発話だけか、画面・チャットまで含むかを先に決めてください。
Nottaを追加する意味がある会社
Nottaは、会議を開くためではなく、会議後の処理をそろえるために追加します。Teamsで開く社内会議、Meetで招かれる取引先会議、録音ファイルで届くインタビューを、一つの流れで文字起こしし、話者を確認し、AI要約の下書きへ進めたい場合に候補になります。
会議後に残っている作業は、文字起こしですか、それとも要約と共有ですか?
文字起こしを得るだけなら、既存機能で足りる可能性があります。毎回、発言を読み直し、決定と提案を分け、担当者と期限を書き、同じ形式へ直しているなら、専用ツールを比べる理由があります。
Nottaの無料版は月120分ですが、1回につき3分までです。通常の30分会議を最後まで無料で試すプランではありません。画面、話者識別、認識結果、AI要約の出方を短い音声で確認する入口です。有料プレミアムの年間プランは月額換算1,185円、年額14,220円で、月1,800分、1回5時間までと案内されています。
詳しい上限はNottaの料金と無料版の選び方で確認できます。
精度ではなく確認時間で比べる
三者の文字起こしを「何%正しいか」だけで比べても、実務の答えにはなりません。音質、発言の重なり、社内用語、参加者のマイクで結果が変わるからです。同じ会議で、次の時間を測ります。
- 文字起こしを開始・保存するまで
- 話者名と固有名詞を直すまで
- 決定事項、保留、ToDoへまとめるまで
- 原音へ戻って数字と期限を確認するまで
- 関係者だけに共有するまで
一時間の会議で文字起こしが少し正確でも、保存先が分かれ、要約を別の画面へ移し、共有権限を設定し直すなら時間は残ります。反対に、既存ツールの認識結果を10分で整えられるなら、Nottaを追加しても管理対象が増えるだけです。
一つの会議で比較する手順
社内規程上、録音と外部サービスへの保存が許可された会議を一つ選びます。参加者へ目的、保存先、共有範囲を説明し、同じ音声で比較します。
| 記録項目 | Teams・Meet | Notta |
|---|---|---|
| 初期設定にかかった時間 | 分 | 分 |
| 固有名詞の修正時間 | 分 | 分 |
| 要約とToDoの確認時間 | 分 | 分 |
| 元音声へ戻った回数 | 回 | 回 |
| 共有までの合計時間 | 分 | 分 |
速さだけでなく、保存場所を説明できるか、削除できるか、共有相手を限定できるかも確認します。人名、金額、日付、期限、否定表現は元音声へ戻り、AI要約を完成品として配らない運用にしてください。
最後は「追加後に何分減るか」で決める
TeamsかGoogle Meetですでに議事録まで終わるなら、その環境を続けるのが自然です。Nottaを追加するのは、会議環境が複数あり、毎週の清書と要約を同じ手順にしたいときです。
導入判断は機能数ではなく、一つの会議にかかる合計確認時間で行います。録音への同意、保存先、共有権限、人の最終確認を変えずに、会議後の作業だけが短くなるかを確かめてください。AI議事録の基本手順も先にそろえると、道具を変えても判断基準がぶれません。
参考資料・出典
料金と対象プランは変更されます。2026年9月2日に各公式ページで確認しました。
- Notta 料金プラン(確認日:2026年9月2日)
- Microsoft Teams 料金と機能(確認日:2026年9月2日)
- Google Meetで文字起こしを使用する(確認日:2026年9月2日)
- Google Workspaceのお支払いプランと料金(確認日:2026年9月2日)