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MiriCanvasの資料を社外へ納品できる?PDF・PPTXと素材の利用条件

MiriCanvasで顧客向け資料を作る前に、PDF、共有リンク、画像化PPT、編集可能PPTXの条件を比較。受託納品の書面契約や素材・AI生成物の扱いから、使える仕事と渡し方を選べます。

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元資料と六枚の説明スライドを机に並べたイメージ
目次
  1. 完成版と編集用ファイルの違い
  2. 受託納品の五つの条件
  3. 顧客向け6枚の説明資料を作る例
  4. 素材とAI生成物の条件
  5. 無料で試す範囲とProを選ぶ場面
  6. 納品形式から始める

MiriCanvasで顧客向けの提案書や説明資料を作り、社外へ渡すことはできます。ただし、完成したPDFを渡す仕事と、相手が自由に編集するPPTXを渡す仕事では、使える条件が違います。

MiriCanvasは、伝えたい内容からスライドの構成とデザインを作り、ブラウザで仕上げられるサービスです。資料の見た目を一から組む負担を減らしたい人に向きます。無料登録から作成を試せるので、先に納品形式を合わせてから始めましょう。

登録前に知りたいこと選ぶための答え
できること内容からスライドの下書きを生成し、構成・文字・デザインを調整する
向く仕事利用条件を満たし、顧客へ完成したPDFや閲覧用資料を渡す仕事
合わない納品要件MiriCanvasの素材を含む編集可能PPTXを、相手へ配布する仕事
費用無料版0円。有料Proはプレミアム素材・資料添付などが必要な場合に検討。契約画面でメンバー数、月払い・年払いの請求額を確認

Proへ契約すれば納品制限が外れるわけではありません。ライセンスはFree・Pro・Enterpriseのどのプランにも適用されると公式に案内されています。

完成版と編集用ファイルの違い

顧客が「読めればよい」と言っているなら、完成したPDFを渡す方法が候補です。「来月は担当者が数字を直したい」と言われているなら、編集用ファイルの条件も必要になります。

渡す形使える場面選ぶ条件
PDF完成した提案書・報告書・説明資料を読んでもらう受託納品の条件と、使った素材の条件を満たす
MiriCanvasの共有機能指定した相手へ資料を見せる閲覧権限と共有範囲を設定。複製や再利用は素材のライセンスも確認
「1つの画像にまとめる」PPTPowerPoint形式で、編集できない完成版を見せる公式が配布・投稿の例外として認める出力。自分で追加した素材の権利は別に確認
編集可能PPTX本人がPowerPointで調整する他人への配布・共有・販売は禁止。顧客への編集用納品には選ばない

スマートフォンでは表を横にスクロールできます。

MiriCanvasのPPTXを自分のPowerPointで直せることと、相手へそのファイルを渡せることは別です。画像化したPPTを選んでも、顧客が文字や素材を自由に直せる編集データにはなりません。

PDF、MiriCanvas共有、画像化PPT、編集可能PPTXの渡し方と受託納品の条件を比べる図
図はタップして拡大できます。

顧客から編集可能PPTXが必須と言われているなら、最初からその要件に合う制作方法を選びましょう。PowerPointのCopilotとの比較では、今のMicrosoft 365と追加サービスの選び方を読めます。

受託納品の五つの条件

MiriCanvasのライセンスポリシー第6条は、依頼者や顧客が使うデザインの受託製作・納品を、条件付きで認めています。納品前に、次の条件を顧客と確認します。

  1. 顧客がMiriCanvasの規約に従って使う内容の書面契約を結ぶ。
  2. MiriCanvasで制作したデザインを、原本のまま使うよう顧客へ通知する。
  3. 顧客が規約・ライセンスに従って使うことについて、制作者が責任を負う。
  4. 一つのデザインを納品できるのは、一人の依頼者または一顧客に限る。
  5. 顧客は、納品されたデザインを第三者へ移転・譲渡できない。

PDFにするだけで、これらの条件がなくなるわけではありません。「お客様側で改稿し、別会社にも配りたい」「同じ完成資料を何社にも販売したい」という依頼は、そのまま同じ受託納品として進めないでください。

通常の提案先に自社の説明資料を見せることと、顧客が使うデザインを受託納品することも区別します。本稿の五条件は、後者の制作依頼を受けるときの条件です。

顧客向け6枚の説明資料を作る例

たとえば、一社から新サービスの営業用説明資料を頼まれ、完成PDFを納品するとします。受託条件に合意したうえで、次の6枚に内容を分けます。

ページ入れる内容
1サービス名と、誰のどんな困り事を解くか
2導入前の仕事で困っている場面
3サービスを使う流れ
4選べるプラン・料金・対象条件
5導入時の準備と、顧客が確認すること
6問い合わせ先と次の行動

このメモからAIで構成を作り、デザイン候補を選びます。見出しや配置がそろった下書きから直せるので、白紙のPowerPointで一枚ずつレイアウトを考える負担を減らせます。操作の流れは6枚の資料を作る手順でも見られます。

生成した文章の金額・対象条件・問い合わせ先は、顧客から受け取った原本に照らします。納品用PDFを開き、文字の改行、図の意味、ページの順番を確認して仕上げます。

顧客向け資料の内容と数字を、元のメモに照らして確認する担当者

あとから修正依頼が来たら、制作者が元デザインを直し、PDFを出し直す方法が考えられます。相手も編集する前提の契約なら、着手前に公式条件と納品要件を照合します。

素材とAI生成物の条件

MiriCanvasの写真や図形を、完成資料の一部として使うことと、その素材だけを渡して使い回してもらうことは違います。素材を抽出して配布したり、編集用テンプレートにして再配布・販売したりする用途には制限があります。

無料提供元の素材は、素材の詳細から提供元のライセンスを確認します。有料提供元の素材には、一つのデザインに対するライセンスが適用され、無料アカウントで新しいデザインへコピーする場合には、別の費用が必要になることがあります。Proの素材が入ったものを顧客が無料で複製・再利用できるとは考えないでください。

顧客のロゴ、製品写真、第三者の図表などを自分で追加するなら、その用途の利用許可も必要です。MiriCanvas側の素材条件だけで、持ち込んだ画像の権利まで解決するわけではありません。

AI生成物にはAIツール機能規約が追加で適用されます。規約は許される範囲での商業利用を認める一方、第三者の著作権・商標・肖像などの侵害を禁止しています。AI成果物を含む資料を共有・掲載するときは、制作者または会社名を示し、AIで生成したことを明示します。一部にAIを使った場合は、AIが行った役割も表示する条件があります。

たとえばAIが作成した構成や挿し絵を資料に使ったなら、その部分とAIの役割を顧客に伝え、資料を見る人にも分かる表示にします。AIで作ったから権利の確認が不要、という使い方にはしません。

無料で試す範囲とProを選ぶ場面

完成版をPDFで渡す仕事なら、機密を含まないメモと無料素材で一本作り、納品までの流れを試せます。文章から構成・デザインを作る便利さが、自分の制作方法に合うかを確かめられます。

PDFやWordなどの元資料を添付したい、プレミアム素材が必要、繰り返す作成で無料枠が足りない場合はProが候補です。契約画面では月払い・年払いの請求総額とメンバー数を見ます。無料版の登録と、支払い情報を登録するProトライアルは別で、解除しなければトライアル後に自動決済が始まります。

機能と契約の違いは無料版・Proの選び方で読めます。Proを選ぶ際も、納品形式の制限は変わりません。

納品形式から始める

まず顧客と「完成PDFで受け取るか」「編集可能データが必要か」「その資料を誰が何に使うか」を合わせます。受託条件を満たし、完成版を渡す仕事なら、MiriCanvasの無料登録から一本仕上げてみてください。

伝えたい内容のメモから、見た目の整った下書きへ進めるのがMiriCanvasの良さです。納品できる形が決まっていれば、作った後に別のツールで組み直す手戻りも減らせます。

参考資料・出典

機能・利用条件は2026年10月12日に公式資料で確認。有料料金は契約画面で確認してください。

  1. MiriCanvas ライセンスポリシー(第6・7・9条)(確認日:2026年10月12日)
  2. MiriCanvas デザインの受託製作・納品(確認日:2026年10月12日)
  3. MiriCanvas PPTファイルの共有と画像化の例外(確認日:2026年10月12日)
  4. MiriCanvas 会社での利用条件(確認日:2026年10月12日)
  5. MiriCanvas AIツール機能規約(確認日:2026年10月12日)
  6. MiriCanvas AIプレゼンの使い方(確認日:2026年10月12日)
  7. MiriCanvas 料金プラン(確認日:2026年10月12日)