Notta Brainで会議・資料を横断検索|営業引き継ぎメモの作り方
Notta Brainで会議録3件と提案書を横断検索し、顧客の目的・最新の合意・変更・未回答・次の行動を一枚に整理。完成メモ、質問例、資料間の差の扱いと、案件数から無料・有料枠を選ぶ計算を紹介します。
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目次
担当が変わるたびに、前任者へ「この条件はもう合意した?」「次回は何を約束した?」と聞いていませんか。会議録が残っていても、三回分の議事録と提案書を順に読むところから始めると、次の商談の準備に時間がかかります。
Notta Brainは、複数の会議録や資料をまとめて参照し、質問できるサービスです。営業引き継ぎでは、顧客の目的、最新の合意、途中の変更、未回答の質問、次にすることを一枚にまとめる使い方が合います。前任者を探して聞く前に、元の会議へ戻れるメモを次の担当者に渡せます。
営業引き継ぎで作るもの
会議全体の要約ではなく、「次の商談で何を確認し、何を提案するか」が分かるメモを作ります。最新の合意と未決事項を分け、各項目に元の会議名・日付・資料の版を添えましょう。
一回の商談だけを整理したい場合は、商談後のフォローをAIで作る手順から始められます。複数回の経緯を引き継ぐときが、横断検索の出番です。
完成例:次の担当者が商談へ持っていく一枚
以下は、A社への業務管理システム提案を想定し、編集部が作成した架空の引き継ぎメモです。会議三回と提案PDFを参照する形を示しており、実際の顧客情報やNotta Brainの実出力ではありません。
- 顧客の目的
- 営業部の案件進捗を共通の画面で管理したい。まず営業部20名で導入する想定。元記録:7月18日「A社 提案レビュー」確認済み版。
- 最新の合意
- 初期導入の対象は営業部20名。開始希望は10月だが、8月5日の商談では「社内審査後」とされ、開始日は確定していない。元記録:7月18日提案レビュー、8月5日「A社 導入条件の商談」確認済み版。
- 変更点
- 開始希望が9月から10月へ変わった。提案PDFの月額と8月5日の発言額には差がある。元記録:7月18日版提案PDF、8月5日商談。金額は正式見積もりとの照合待ち。
- 未回答の質問
- 管理者権限を持つ人、データ移行の範囲、サポート窓口が未決。元記録:7月29日「A社 要件確認」、8月5日商談の確認済み版。
- 次にすること
- 次回商談で社内審査日と管理者候補を確認する。商談前に営業責任者へ正式見積もりを確認し、旧提案書から変わった条件を確認する。元記録:8月5日商談の未決事項、7月18日版提案PDF。
次回の質問:10月開始を判断する社内審査日はいつか。管理者候補は情報システム部か営業企画か。移行対象のデータをどこまで含めるか。
このメモを受け取った担当者は、20名という対象を一から聞き直さず、社内審査と未決条件の確認へ進めます。一方で、10月は「希望」であり、見積金額も未確定だと分かります。顧客へ送る提案書には、確認が済んだ条件を反映します。
会議が増え、資料と発言が食い違うときに役立つ
営業の経緯は、一つの議事録で完結しません。最初の提案で話した対象人数、後の会議で変わった開始時期、PDFに残った旧条件が、別々の記録に入ります。最新の会議だけを読むと、変更前の条件や変更理由を取り落とすことがあります。
Notta Brainで同じ案件の会議録と資料を選んで質問すると、「どの記録を読み直すか」をまとめて探せます。新しい発言と古い提案書の差を並べ、次の確認事項へつなぐのが引き継ぎでの使いどころです。
ただし、短い商談が一回だけなら、通常の要約からフォローを作る方が簡単です。毎月の会議数が少なく、目的の記録をすぐ開ける場合も、まずその記録を読む方法で足ります。横断検索は、複数の記録を行き来して同じ確認を繰り返している案件で試すと、使う理由がはっきりします。
最初は一顧客の会議録と提案書を選ぶ
最初は、引き継ぐ顧客の一案件に絞ります。A社の例なら、次の四つを選びます。日付と確認状況を資料名に記しておけば、回答の根拠として示された記録を後から見つけやすくなります。
| 対象資料 | 主に確かめること | 識別する情報 |
|---|---|---|
| 7月18日 提案レビュー | 顧客の目的、営業部20名という対象 | A社・提案レビュー・確認済み版 |
| 7月29日 要件確認 | 管理者、移行範囲、サポートの質問 | A社・要件確認・確認済み版 |
| 8月5日 導入条件の商談 | 10月への変更、社内審査、金額の発言 | A社・導入条件・確認済み版 |
| 7月18日版 提案PDF | 提案当時の開始希望と月額条件 | 作成日と版を保持し、最新合意と区別 |
スマホでは表を横にスクロールできます。
社内規程に沿って保存・共有できる顧客資料を使い、引き継ぎ先の閲覧範囲に合わせて対象を選んでください。資料名の整備は、案件名、会議日、版が分かる程度で始められます。全社の記録を整理し終えるのを待つ必要はありません。
最新の合意・変更・宿題・約束を分けて聞く
「A社をまとめて」では、会社紹介や会議の長い要約になりがちです。次の担当者が商談に使うと伝え、欲しい欄を指定します。
選択したA社の会議録3件と提案PDFだけを参照して、次の営業担当者向けの引き継ぎメモを作ってください。欄は、顧客の目的、最新の合意、過去からの変更、未回答の質問、次の行動とします。各項目に元の会議名・日付・資料の版を添えてください。開始希望と確定日、提案額と正式見積額は区別してください。資料同士で内容が違う場合は差を並べ、記録にない担当者や期限は補わないでください。
一度の回答が長いときは、次の四つに分けて聞きます。最後に一枚へまとめる前に、日付、人数、金額などの重要な箇所を元記録で確かめます。
| 質問する内容 | 質問例 | メモへ残すこと |
|---|---|---|
| 最新の合意 | 導入人数・開始時期・金額について、最新の確定事項と希望を分けてください。 | 合意済みの条件と、まだ確定していない条件 |
| 変更 | 7月18日の提案から8月5日の商談までに、何が変わりましたか。 | 旧条件、新しい発言、変更の根拠 |
| 宿題 | 顧客と自社の未回答の質問を、記録にある担当者・期限とともに並べてください。 | 誰が何を返すか。不明な担当・期限は未定 |
| 次の約束 | 次回までに確認・提出すると約束したものは何ですか。 | 次の商談前に準備するものと、当日聞くこと |
スマホでは表を横にスクロールできます。
Notta Brainの参照元から記録へ戻り、「社内審査後」という発言が開始日の確定を意味するかなど、商談の判断に関わる部分を確認します。すべての文字起こしを読み直す代わりに、メモで使う重要項目の根拠を確かめる流れです。
提案書と発言の差を、正式条件の確認につなぐ
古い提案書と後の商談で金額が違うときは、日付が新しいという理由だけで発言額を正式条件にしません。AIに金額を一つへ統合させず、差をそのまま残すと、確認先が分かります。
| 項目 | 旧提案・旧記録 | 後の発言 | 次に確かめること |
|---|---|---|---|
| 開始時期 | 7月18日版では9月開始を希望 | 8月5日は10月希望、社内審査後 | 社内審査日と、開始日を確定できる時期 |
| 月額条件 | 7月18日版提案PDFの金額 | 8月5日の商談で異なる額に言及 | 営業責任者が正式見積もりを確認し、適用条件をそろえる |
| 管理者 | 7月29日要件確認では未定 | 8月5日時点でも確定した記録がない | 情報システム部か営業企画か、顧客へ確認 |
スマホでは表を横にスクロールできます。
次の担当者が、確認と提案へ進める形で渡す
引き継ぎメモには、対象期間と更新日を付け、確認済みの条件と未決事項を分けます。A社なら「営業部20名」「開始希望10月」「社内審査日と見積条件は確認待ち」を先に読めるようにします。根拠の会議やPDFへ戻るための参照も残します。
次の担当者がすることは二段階です。商談前に営業責任者へ正式見積もりを確認し、当日は顧客へ社内審査日・管理者・移行範囲を聞きます。回答がそろったら、引き継ぎメモの未決欄を更新します。会議のたびに全文要約を積み増すより、案件の最新状態を追いやすくなります。
会議と外部資料を使って上司への報告まで仕上げたい方は、会議録と調査資料から報告を作る手順へ進めます。資料を集めるサービス自体で迷っている場合は、Notta BrainとNotebookLMの比較で、取り込みと更新の違いを比べられます。
案件数と質問回数で、無料枠・有料枠を選ぶ
2026年10月7日時点の公式案内では、Notta Brainの無料版は月1,000クレジット・保存容量5GB、有料版は月額1,980円(税込)で月8,000クレジット・20GBです。Q&Aは成功時に1回100クレジットを使います。通常のNottaの有料契約とは別の利用枠です。
次の表は、合意・変更・宿題・約束について、一案件あたりQ&Aを4回だけ使うと仮定した計算です。追加の質問や資料生成に使うクレジットは含めていません。
| 月内に整理する案件数 | Q&A回数 | 使用クレジットの例 | 枠を選ぶ目安 |
|---|---|---|---|
| 1案件 | 4回 | 400 | 無料枠で質問の作り方を試す |
| 2案件 | 8回 | 800 | 無料枠内。追加の質問に使う余裕も数える |
| 3案件 | 12回 | 1,200 | 無料枠を超えるため、有料枠を候補にする |
| 10案件 | 40回 | 4,000 | 有料枠の8,000と、他の用途の消費を合わせて判断 |
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一案件について毎週4回質問するなら、4週間で1,600クレジットになる計算です。案件数だけでなく、更新する頻度も数えましょう。追加質問やスライド生成などの消費、保存資料の容量も合わせて比べると、自分に必要な枠が見えてきます。詳しい消費量と契約の違いは、Notta Brainの料金・無料枠にまとめています。
一案件の引き継ぎから始める
最初は、実際に担当が変わる一案件を選びます。会議録三件と提案書など、経緯を追うための資料をそろえ、「次の担当者が商談で確認することをまとめたい」と伝えて質問します。
無料枠で作ったメモを次の担当者が読み、最新の合意と未決事項を区別できるか、必要な元記録を開けるかを確かめます。引き継ぐ案件が増えたら、月の質問回数と保存量を基に有料枠を検討できます。
参考資料・出典
料金・クレジットは2026年10月7日時点の公式情報です。横断検索の基本手順は2026年8月22日確認の公式ガイドも参照しています。申込時は現行プランをご確認ください。
- Notta Brain 初心者ガイド(確認日:2026年8月22日)
- Notta Brain 公式(確認日:2026年10月7日)
- Notta 料金プラン(確認日:2026年10月7日)