社内文書をAIで検索する方法|Notta Brainの無料枠とRAGとの違い
社内マニュアルを添付し、参照元付きで質問する例を紹介。Notta Brainの直接添付と共有DBの違い、無料枠、独自RAGが必要になる場合を説明します。

「共用備品は誰に確認する?」「この申請にはどの手順を使う?」。社内文書の場所を探すところから始めず、資料へ質問し、根拠と一緒に答えを読む方法があります。
Notta Brainは、Notta内の会議やアップロードした資料へチャットで質問するサービスです。無料枠は月1,000クレジット。まず短いマニュアルへ質問し、自分の仕事に合う答え方かを見たい方の候補になります。
短い備品マニュアルと回答の例
以下は、質問と回答の対応を説明する架空のマニュアルです。
p1:通常備品の購入には所属長の承認が必要。共用備品は管理担当へ確認する。 p2:申請書は社内の備品フォームを使う。海外への持出し条件は記載なし。
架空の備品手順書を使う質問例
手順書p1:通常備品は所属長の承認が必要。共用備品は管理担当へ確認。
質問:通常備品と共用備品の確認先は?
通常備品は所属長の承認、共用備品は管理担当へ確認。
根拠:手順書p1。
管理担当を承認者と決めつけない。
「確認する相手」と「承認する人」は、同じとは限りません。元の資料が管理担当への確認までしか書いていなければ、AIの回答もそこで止める形です。
Notta Brainに資料を渡す手順
- 資料を絞る同じ仕事の最新版を添付。
- 質問する結論と根拠の箇所を求める。
- 原文と照合する通常と例外を混ぜていないかを見る。
- Notta Web版で「Notta Brain」を開きます。
- チャット欄のクリップアイコンから質問に使う資料を選びます。
- 添付ファイル名が表示されたら、下の質問文を入力して送信します。ファイルだけでなく、質問文も一緒に入力します。
- 回答を確認し、使う結果をコピーして自分の保存先へ残します。
Web版で直接添付する文書は、一度に最大3ファイル、合計32MB以下です。質問文も一緒に入れます。次は、上の資料へ渡す依頼の例です。
添付した備品マニュアルだけを使って答えてください。
通常備品と共用備品の確認先を区別し、根拠のページを付けてください。
資料にない条件は補わず、記載がないと説明してください。
同じ資料で、答えがある質問と、ない質問を比べると使い方が分かります。
| 試す質問 | この資料から期待する答え |
|---|---|
| 通常備品に必要な承認は? | 所属長の承認(p1) |
| 共用備品は誰へ確認する? | 管理担当へ確認(p1)。承認者とは断定しない |
| 申請はどこでする? | 社内の備品フォーム(p2) |
| 海外へ持ち出せる? | 資料に条件の記載なし |

直接添付と共有データベースの違い
チャットへ直接添付したファイルは、現在のチャット内で本人が使う資料です。共有データベースへ自動保存・公開されるわけではありません。
チームで続けて使う資料をデータベースへ置く場合は、既存のアクセス権や共有設定を確認します。PDFは現時点でファイル個別の権限管理がなく、ワークスペースの内部共有設定が適用されます。
内部共有をオンにすると設定された範囲でワークスペースのメンバーへ共有され、オフならアップロード本人だけが参照できます。この設定の変更は、新しくアップロードするPDFに対するものです。以前のPDFのアクセス権は後から切り替わりません。
会社でAIへの入力を認めた資料を使い、保存と閲覧の条件を合わせてください。マニュアルを読めることと、外部サービスへ保存してよいことは別です。
無料枠でできることと有料への切替
Brainフリーは毎月1,000クレジット、プレミアムは8,000クレジットです。会議録やデータベースを参照する質問・回答は1回100クレジット。直接添付で使ったクレジットは、設定の利用状況で確認できます。
無料枠を使い切ると機能利用が一時停止し、次の周期に枠が更新されます。自動で有料契約へ切り替わるわけではありません。Notta本体とBrainは利用枠が別なので、本体の有料プランを持っていてもBrainの枠が増えるとは限りません。
独自RAGを作る場合との違い
RAGは、関連する資料を検索し、その内容を根拠にAIの回答を作る方法です。Notta Brainで資料へ質問する使い方と、自社で検索・権限・更新を設計して独自RAGを運用する選択は分けて考えます。
特定のマニュアルへ質問したいなら、まず既製サービスの使い方が候補になります。データの保存先や画面、外部システムとの接続を自社向けに作りたいなら、Difyで社内FAQを作る方法や、プログラムでAIアプリを学ぶ講座へ進めます。
探す資料が見つかるだけでなく、なぜその答えになるかを確かめられるか。普段の質問とマニュアルを並べると、必要な機能を選びやすくなります。
参考資料・出典
料金・仕様などの確認日は各出典に記載しています。購入・契約時は公式の現行条件をご確認ください。
- Notta Brain サブスクリプションと支払い(確認日:2026年10月23日)
- Notta Brain クレジット(確認日:2026年10月23日)
- Notta:ファイルのアップロードと分析(確認日:2026年10月23日)
- Notta Brain 公式(確認日:2026年9月22日)
- Microsoft:RAGとAzure AI Search(確認日:2026年10月23日)

