AIエージェント・業務自動化

OpenClaw・Hermes Agent・NanoClawを比較|ロリポップでの違いと選び方

ロリポップで選べるOpenClaw・Hermes Agent・NanoClawを、作成数、対応AI、記憶や認証情報の扱いから比較。任せたい仕事に合う種類と切替条件を整理します。

アフィリエイトを利用しています。

複数の仕事、繰り返す仕事、鍵の保管を表す三つのAIエージェントのイメージ
目次
  1. 毎週の情報集めを、結果の確認から始められる
  2. 仕事ごとに担当を分けたいならOpenClaw
  3. 同じ仕事を繰り返し頼みたいならHermes Agent
  4. パスワードをAIに直接読ませたくないならNanoClaw
  5. 作れるエージェントの数と対応AIモデル
  6. 仕事の希望を当てはめて選ぶ例
  7. 申込み前に知っておきたい料金と切替条件
  8. 毎回同じ準備をしている仕事から始める

ロリポップ!AIエージェントクラウドは、AIに頼んだ仕事をクラウド上で動かすサービスです。サーバーを自分で構築せず、PCを閉じた後もAIを動かせます。

  • できること:ニュース集めや週報の下書きを、決まった時刻に実行できます。
  • 向く人:毎朝の情報集めなど、同じ準備を繰り返している人です。
  • 費用:税込月額1,200円。外部AIをAPI接続で使う場合は、その利用料が別です。

ロリポップによると、このサービスで使えるAIエージェントはOpenClaw・Hermes Agent・NanoClawです。任せたい仕事に合わせて、次の3種類から選びます。

種類こんな使い方に向きます
OpenClawニュース集めと週報など、仕事ごとに担当を分けたい
Hermes Agent同じ相手に繰り返し頼み、好みや修正点を覚えてほしい
NanoClawパスワードやAPIキーをAIに直接読ませず、外部サービスと連携したい

毎週の情報集めを、結果の確認から始められる

たとえば、毎週月曜の朝、競合3社の公式発表から先週の更新を集め、社内で読むメモを作る仕事を考えてみます。これは使い方を示す編集部の架空例です。

エージェントに3社の情報源、調べる期間、メモの形式を伝え、月曜朝の実行を設定します。すると、AIがクラウド上で更新を集め、メモを用意します。担当者は、自社に関係する発表を選び、元のページと照らし合わせて共有できます。

01 決めておく3社の公式ページと月曜の朝何を、いつ調べるかを設定する
02 AIが準備する日付・URL・要点のメモ決まった時刻にクラウドで作業する
03 人が仕上げる必要な発表を選んで共有元の発表を読んで内容を確かめる

便利なのは、文章を作ってもらえることに加えて、毎週その作業を始めるよう指示しなくてよいことです。PCを一晩つけておく必要もありません。朝の情報集めや週報の下書きなど、決まった時間に繰り返す仕事がある人には、月額を払ってクラウドで動かす理由があります。

朝の机で、集まった情報のメモと元資料を確認する会社員
情報を探すところからではなく、集まった内容を読むところから始めたい仕事に向きます。

仕事ごとに担当を分けたいならOpenClaw

業界ニュースを集めるAIと、週報の下書きを作るAIでは、読む資料も頼みたい書き方も違います。依頼を一緒にするより、それぞれに名前を付けて使い分けたい人にはOpenClawが向いています。

ロリポップ上のOpenClawでは、仕事ごとに複数のエージェントを作れます。たとえば、次のように担当を分けられます。

  • ニュース担当:公式発表のURLと要点を集める。
  • 週報担当:確認済みの数字から下書きを作る。

それぞれに指示やスキル、連携先を設定できます。別の仕事を追加しても、今使っている担当の設定を毎回書き換えずに済みます。

使えるAIモデルは、OpenAI・Anthropic・Googleなどから選べます。OpenAI Codexにも対応しています。「まずニュース整理から始め、後で別の仕事も増やしたい」という人は、OpenClawを先に見ると選びやすいです。

同じ仕事を繰り返し頼みたいならHermes Agent

毎週の報告で、「この話題を先に」「見出しは短く」「結論を最初に」と何度も伝えているなら、Hermes Agentが候補です。ロリポップによると、過去のやり取りを記憶し、繰り返す仕事に合わせて進め方を調整する仕組みがあります。OpenClawに記憶機能がないという意味ではありません。

仕事ごとに担当を増やすOpenClawに対して、Hermes Agentは1契約につき1体です。いつもの報告や情報整理を同じエージェントへ頼み、修正したい点を伝えながら使いたい人に向いています。対応するAIは、表にあるOpenAIなどの各社から選べます。OpenAI Codexと、Anthropic・Google・xAIにも対応しています。

「担当をいくつも作るより、いつもの相手にまとめて頼みたい」という選び方です。記憶させる内容を選び、古くなった指示の直し方も確かめておくと、仕事が変わったときにも調整できます。

情報源とカレンダーを並べ、毎週の情報整理を考える会社員
ニュース整理と週報を別々に頼むか、いつもの仕事を一つのエージェントへ頼むかで選びます。

パスワードをAIに直接読ませたくないならNanoClaw

外部サービスと連携するときに気になるのが、ログインや接続に使う情報です。ロリポップの公式説明では、NanoClawはOneCLIでパスワードやAPIキーをAIの読み取り範囲外に置く設計です。エージェントを独立した実行環境で動かします。

連携に必要な情報をAIの会話へ直接貼り付けずに扱いたい人には、この仕組みが選ぶ理由になります。会社の情報を扱う場合は、自社の利用条件に合う保存先や連携方法かを確認します。

ロリポップ上のNanoClawは1契約につき1体で、対応するAIモデルはAnthropicです。OpenAIやGoogleのモデルを使いたい人は、OpenClawかHermes Agentを選びます。

作れるエージェントの数と対応AIモデル

種類作れる数対応するAIモデル
OpenClaw複数OpenAI、OpenAI Codex、Anthropic、Googleなど
Hermes Agent1契約1体OpenAI、OpenAI Codex、Anthropic、Google、xAI
NanoClaw1契約1体Anthropic

2026年10月23日に確認したロリポップ上の仕様です。OSSを自分で導入した場合の全機能を比べた表ではありません。スマホでは表を横にスクロールできます。

3種類とも、次の機能を使えます。

  • チャットでの依頼と、AIモデルの設定
  • Slack・Discord・Telegramとの連携
  • 設定ファイルの編集、スキルの追加、定期実行

OpenClawとHermes Agentでは、エージェント本来の管理画面も開けます。NanoClawは、この機能の対象外です。

選んだ種類の機能と使えるAIモデルは、ロリポップの公式ページで比べられます。

仕事の希望を当てはめて選ぶ例

次の3組は、編集部が用意した選択例です。対応機能と希望を並べると、名前だけでは分かりにくかった違いが見えてきます。

入力する希望候補選ぶ理由
ニュースと週報を別担当で管理し、OpenAI系のモデルを使いたいOpenClawロリポップ上で複数のエージェントを作り、仕事ごとに指示を残せる
一つの定例報告を同じ相手に頼み、好みの修正を残したいHermes Agent一体へ続けて頼み、記憶やスキル生成の機能を使う方針に合う
Anthropicを使い、認証情報をAIの読み取り範囲外で扱いたいNanoClaw対応モデルとOneCLIの設計が希望に合う。使う連携先も見比べる

スマホでは表を横にスクロールできます。

ここでは、希望する仕事にどの機能が合うかを比べています。

申込み前に知っておきたい料金と切替条件

三つのどれを選んでも、サーバーと管理機能の料金は税込月額1,200円です。使った量に応じて請求される外部AIのAPI料金は別にかかります。月額1,200円の契約には、APIキーなしで使える試用AIも含まれます。

OpenClawとHermes Agentでは、ChatGPTアカウントで認証してOpenAI Codexを使う方法もあります。この方法には、手元のPCでCLIを使って認証ファイルを用意する工程があります。利用できる範囲は、使うアカウントのプランと上限に合わせて確認します。費用の内訳はロリポップ!AIエージェントクラウドの料金記事にまとめています。

一つの契約で使える種類は、OpenClaw・Hermes Agent・NanoClawのうち一つです。後から切り替えるには初期化が必要で、会話履歴と設定は失われます。別の種類を同じ契約で同時に使うこともできません。切替前に残したい会話や設定を保存しておきます。

すでにOpenClawを使っている方は、更新案内の対象も見てください。2026年9月30日の告知は、当時の新規サーバーのv2026.9.2対応と、既存環境を初期化またはエージェントの選び直しで更新する方法を案内したものです。現在の最新版を示す告知としては扱わず、更新する場合は管理画面の現行案内を見ます。

サーバーを自分で構築・管理したい方は、AIエージェントクラウドとVPSの比較も参考になります。サーバーの準備を自分でせず、ブラウザから定例の仕事を動かしたいなら、ロリポップのサービスが合います。

毎回同じ準備をしている仕事から始める

朝のニュース整理、週次の競合チェック、金曜の週報。毎回同じ資料を集めている仕事があるなら、その準備をエージェントへ頼む使い方から始められます。仕事の例を探したい方には、AIエージェントに任せる仕事の選び方もあります。

複数の担当を作るならOpenClaw、いつもの相手へ続けて頼むならHermes Agent、認証情報の扱いを優先するならNanoClawが候補です。任せたい仕事に合う種類を選び、まずは試用AIで画面とやり取りを確かめてみてください。登録後の設定は定期実行までの手順で進められます。

参考資料・出典

料金・機能などの確認日は各出典に記載しています。契約時は公式の現行条件をご確認ください。

  1. AIエージェントクラウドの料金(確認日:2026年10月23日)
  2. ロリポップ!AIエージェントクラウド(確認日:2026年10月23日)
  3. OpenClaw公式(確認日:2026年10月23日)
  4. Hermes Agent公式(確認日:2026年10月23日)
  5. NanoClaw公式(確認日:2026年10月23日)
  6. 管理画面からエージェントを切り替えられるようになりました(確認日:2026年9月5日)
  7. AIエージェントフレームワークの切り替え・併用条件(確認日:2026年10月23日)
  8. LLMのAPIキー・OpenAI Codex認証を設定する(確認日:2026年10月23日)
  9. OpenClaw 2.0対応と既存環境の更新方法(確認日:2026年10月23日)